いのこの失恋記録

亥子いらぬか鹿子のけのけ

ニキビくんさよなら

“ニキビくんさよなら さよならニキビくん

 また逢う日まで

 君は僕のともだちだ

 この世は悲しいことだらけ

 君なしではとても生きていけそうもない”

 

皆様あけましておめでとうございます。しれっと入りましたが二年ぶりくらいのエントリー。我が家は大晦日は紅白以外の番組を観ることは許されないかんじの家なので、今年もおふざけモードのNHKの、あのちょっと恥ずかしくなるかんじのあれをしっかりばっちり最後まで観ました。なぜか去年の朝ドラの宣伝が挟み込まれてて割とさむうい!って思ってたんですけど、そこで桑田佳祐坂本九ちゃんの「涙くんさよなら」をカバーしてて、なかなか、あの、なかなか、これ恋人と付き合いはじめ三か月の調子にのってるときの歌なのに、涙くんにまた逢う日まで、っていってるのすごいなって、思って、また泣いてしまった。そうなんだよもうさ、大人はさ、はじめどんなに幸せでも終わりのこと考えずには、始めらえないんだよううううぅうっ(泣きながらクソ替歌をつくる)

 

で本題なんですけども、今年の抱負。

今年の抱負は、「ニキビを〇す」でお願いします。

二年くらいまえに彼氏と別れてから、一か月くらいは泣いてくらしたんですけど、一か月目にやっと涙をふいて鏡を見てみたら、なんと!いままであんまりなったことなかったのに、ニキビがいっぱいできてたんですね。主におでこと鼻のあたり。死んでくれ。

ですのでほんとはこのエントリ、失恋三十日目にやるべきこと、というサブタイトルつけたかったんですよ。でもあまりにも時間が空きすぎてちょっと図々しいかとおもってやめました。

 

ニキビを〇したい、と思ったんで去年10月くらいに近くの皮膚科いってみたんですけど、そしたらなんか抗菌薬の塗り薬くれたんですけど、あんまり効きませんでした。うわーーーーん。とおもって調べてみたところこんなサイトを見つけました(美容皮膚科のサイトです)

肌のクリニックのニキビ治療 - 肌のクリニック | 高円寺の重症ニキビ治療専門皮膚科

なんかアメリカのニキビ治療ガイドラインの和訳とかが載ってて結構わかりやすい。

自由の国アメリカでニキビになると、

1.まず抗生剤をぬったり内服したり(4~8週間)して、

2.治らなかったら過酸化ベンゾイル・レチノイド(≒アダパレン)を試す

3.それもだめだったら低用量ピル・スピロノラクトン・イソトレチノインを試す

って書いてありました。日本は遅れてるぜ!みたいな(だいたいそんなかんじ)。

ベンゾイル→皮脂分泌をおさえて、毛穴に角質がつまっているのをとりのぞき、結果としてアクネ菌(わが宿敵)を殺菌する

レチノイド→毛穴に角質がつまるのを予防。

スピロノラクトン→利尿剤だけど副効果として男性ホルモンをへらす

ピル→男性ホルモンをへらす

イソトレチノイン→ビタミンAをつくる(それがなんの関係があるのかは私にはわからない)

みたいな機序らしい。(いろんなサイトでしらべたよ)

んんん~~~まあでもご商売でしょうし?とおもって日本の治療ガイドラインを一応見てみました。

日本のガイドライン

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/acne%20guideline.pdf

まず重症度分類がのってて、

 軽 症:片顔に5個以下

 中等症:片顔に6個以上20個以下

 重 症:片顔に21個以上50個以下

 最重症:片顔に51個以上

だそうです。私は右が20個、左が25個だったので、重いほうをとってあてはめてみると、、、、これ重症なんだ?!?!??

ちょっとショックです。

わりと小さいし、ファンデーションで赤味は隠れるから軽症せいぜい中等症くらいだと思ってたよ!

ショック。

まあよい。

くりにかるくえすちょん一覧。ほうほう。

なんかいろんな治療法が赤っぽいできはじめのやつ(炎症性皮疹)用・白い膿がぷつぷつするできてしばらくたったやつ(面皰)用・ぜんぶ用に分かれて表になってて、おすすめ度が高い順にABCDでランクつけられてます。ようするに日本皮膚科学会的に「効くよ!」がA、「たぶん効くよ!」がB、「効くっていう人もいるね」がC1、「効くってきいたことないけど?」がC2、「やめとけ」がDで、C1までがたぶんいける感じなんでしょう。

できはじめ→抗生剤A、過酸化ベンゾイルA、レチノイド(≒アダパレン)A

しばらくたったやつ→抗生剤C2、過酸化ベンゾイルA、レチノイド(≒アダパレン)A

ふーーーん。抗生剤のとこにわたしがもらってきたオゼノキシサンもはいってました。

初期じゃなきゃ抗生剤は効かないんだ。そっかあ。もう失恋したの二年前だもんな。効かないよなあ。

スピロノラクトン、ピル、イソトレチノインは?とおもってみてみると「効くってきいたことないけど?」のC2。

なんとな。日本は遅れてるのか。アメリカのガイドライン読んじゃう?英語だけど?

 

 

アメリカのガイドライン

http://www.jaad.org/article/S0190-9622(15)02614-6/fulltext

ながい。60ページもある。死……

と思ったらガイドラインサマリーなるものが!

1ページにまとめてくれているのでがんばって読みます。

 

抗生剤、過酸化ベンゾイル、レチノイド(≒アダパレン)→効くよ!

ピル→効くよ!

イソトレチノイン→効くよ!副作用に注意!

スピロノラクトン→データはないけど効くぽいね!

 

と書いてありました。ほーーーん。最初にしらべた皮膚科のサイトはやっぱりちゃんとしてるみたいですね。

でもこのへん保険適用外なので、日本だとお財布がかわいそうな感じになります(怖いものが見たいひとは、さっきの高円寺の美容皮膚科のサイトで値段を見てみてください。)

 

とりあえず私はベンゾイルとレチノイドをもらって来ようと思います。

効くといいなあ…